CentOS7にPython3をyumでインストールしてみる
お久しぶりです(´・ω・)y─┛~~
先日自サーバーでPython3.5を動作前提とするプログラムを走らせることとなったのですが、CentOSはデフォルトの状態だとPython2.x系のみがインストールされています。そのため今回新しくPython3.xをインストールしました。
IUS Community Projectのyumリポジトリを使えるようにする
CentOS7の標準yumリポジトリではPython3.x系は提供されていないので、新たにリポジトリを追加します。今回は「IUS Community Project」のリポジトリを追加してPython3.xをダウンロードできるようにします。まずはyum installコマンドでIUS Community Projectが提供しているRPMパッケージをインストールします。
# yum install -y https://centos7.iuscommunity.org/ius-release.rpm
追加できたら早速Python3.x系をインストールします。この記事を書いている時点(2017/04/01現在)での最新版はPython3.6なのでこれをインストールします。
# yum install -y python36u python36u-libs python36u-devel python36u-pip
無事にインストールが完了したら念のためにpython3.6 -Vコマンドでインストールされているバージョンを確認しましょう。
# python3.6 -V Python 3.6.0
これでPython3.6のインストールは完了です。
ちなみにPython3.6でプログラムを走らせたいときは、「python3.6 hoge.py」のように打たないとデフォルトで入っているPython2.x系で実行されてしまうので注意が必要です。
/binのシンボリック群を編集すればpythonコマンドでデフォルトでpython3.6が選択されるようにも出来ますが、yumコマンドやリポジトリの追加コマンドなど、他のコマンドの動作に影響を与えることがあるのであまりおすすめはしません。
お疲れ様でした!(´・ω・)y─┛~~
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